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ハロウィンの仮装は悪い霊から身を守るため!?


 日本でも年々人気が高まっている秋のイベント、ハロウィン。

 もともとハロウィンとは、2000年以上も昔の古代ケルト人のお祭りが起源とされていて、秋の収穫を祝うと共に、死後の世界との扉が開き、先祖の霊や悪魔や魔女、さまよえる魂などが死後の世界からやってくると信じられている宗教的な意味合いが強いお祭りでした。人々は、悪霊や魔女たちと同じ格好に仮装して仲間だと思わせて身を守ったことが、現代の仮装に繋がっているのでしょう。現在は、宗教的な意味合いは薄くなり、アメリカを中心としたヨーロッパ各地でも民間行事の一つとして広く定着しています。

 では、日本ではどうでしょう。

 収穫祭という意味合いでは「えびす講(旧暦10月/神無月にえびす様を祀る行事)」が古くから有りますが、西洋のハロウィンのような仮装をするお祭りではなく、日本にも定着したクリスマスのような賑わいもありませんでした。しかし、1990年代後半から東京ディズニーランドで始まったイベントを筆頭に、各地でハロウィンイベントの開催が増えたことで、ハロウィンは徐々に人気が高まってきたのです。

 現在では、六本木や川崎などでの大規模な仮装パレードや大胆なコスプレパーティなど、アメリカを凌ぐクオリティで独特の進化を遂げたイベントになり、ここ数年では、ハロウィンの数日前からゾンビや魔法使い、吸血鬼、狼男などの仮装や、猫や豹、ポリスなどのコスプレを身に纏った若者たちが、渋谷のスクランブル交差点に集まって大いに盛り上がっているようです。

 秋の終わりに非日常を味わえるイベントとして、友人や家族とハロウィンを目一杯楽しんでみませんか?

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