top of page

中秋の名月、今年は9月24日


 今、巷で話題になっている月旅行。2023年には実現を目指し進めているプロジェクトですが、実現すれば民間人として初めての月周回旅行になるようです。月旅行なんてまだまだ先の話話だと思っていましたが、もう少しで「ちょっと月に遊びに行ってくるね!」という時代がくるのかもしれません。

 そこで「月」といえばですが、秋の風物詩でもある「十五夜」です。

 今年の十五夜は9月24日ですが、十五夜とは、旧暦の8月15日(現在の新暦では9月7日~10月8日頃)前後に訪れる満月の日の事をいい、夜が涼しくなり空が澄んできて月がとても美しく見えることから「中秋の名月」とも呼ばれています。

 十五夜といえばお月見ですが、お月見は太古の昔では平安時代から貴族の間に広まって盛んになったとか。。。月を見ながら酒を酌み交わし、船の上では歌や管弦に親しむ、そんな風流な景色が広がっていたようです。その後、庶民の間に広まったのは江戸時代になってから。月を眺めるだけではなく、収穫祭や初穂祭の意味合いが大きかったようで、無事に収穫できる喜びを皆で分かち合い、感謝する日でもあったようです。

 現代では、縁側やベランダ、窓辺などの月が眺められる場所にススキや「月見台(つきみだい)」を置いて、収穫を祝うお供え物を飾って月を楽しむスタイルが多いようです。たとえば、部屋の照明を落としてほのかな明かりの中で月やお供えものを眺めながら食事や晩酌を楽しむ、なんてことも素敵ですね。せかせかした騒がしい日常から離れて、ゆったりとした時間をすごす、そんなひと時もいいものです。

タグ:

Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page