旅の思い出をテーマとした「5-knot(ファイブノット)」の17-18 A/W Collection
「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」2017-18 A/W Collection が、渋谷のヒカリエを中心に2017年3月20日からスタート。オープニングを飾ったのは、初参加の「5-knot(ファイブノット)」。鬼澤 瑛菜(ENA KIZAWA)と西野 岳人(TAKETO NISHINO)夫妻がデザインし、”旅とヴィンテージ”をブランドストーリーとしている。
今シーズンは、モロッコの小さな宿“リヤド”を訪れた時の思い出をテーマにコレクションを展開。
~乾いた狭い路地を抜けると突き当たりに現れたリヤド、そこはしっとりとした空気と香りが混ざり合った夕焼けの世界~
ざくろ/ローズ/ベリー/シナモン/イランイラン/ラベンダーをミックスしたINSPIRATION AROMAの香りが漂う会場内の中央には、まるで乾いた砂利道のように見える模様のランウェイが伸びる。




そんな路地のようなランウェイを、チュールスカートやワンピースにデニムパンツを合わせたり、軽く風に舞うようなシアーで光沢のある素材をレイヤードしたり、またシャツと共布や黒の長いネックリボンをたなびかせたりなど、ふわふわとした軽さを感じさせるスタイルが印象的なモデルたちが歩く。




また、シャツやワンピース、ジャケットの上からベルトでウエストマークした女性らしいスタイルや、ベロアやデニムなどに施されたフラワーモチーフ刺繍などが、ヴィンテージ風テイストを作り出していた。
さらに、エリを抜いた着こなしやオーバーサイズのゆったりしたディテールなどは、旅先でのリラックスしたムードを演出してるようなショ―だった。