Motohiro Tanji 2016 SPRING SUMMER COLLECTION
【16ssランウェイショーレポート】
Motohiro Tanji 2016 SPRING SUMMER COLLECTION
@渋谷ヒカリエ ホールB
Motohiro Tanji(モトヒロ タンジ)の2016年春夏コレクションショーが、10月14日(水)に渋谷ヒカリエホールBで開催された。
テーマは、Internal observation 内部観察。
ニットブランドのモトヒロタンジの今シーズンは、いままで以上に”編み地”にこだわった仕上がりとなった。
30種類以上あるオリジナルの編み地技術を駆使して様々な陰影を出したり、薄い生地に編み地を重ねて立体感を演出。シンプルな外側に覆われた人体や機械の、複雑でグロテスクな内部構造を、幾重にも重ねたディテールで表現した。
カラーは、白やオフ白、グレーや黒など定番のモノトーンに、血液を連想させる赤が差し込む。
先シーズンまでは単色の素材違いで個性を出していたが、今シーズンは一種類の糸で1ルック作り上げ、編み地の変化だけで魅せることにこだわったと語る丹治氏。